ケフィアの基礎知識

ケフィアの発祥地は、黒海とカスピ海に挟まれた長寿で有名なコーカサス地方で、何千年も前から常食されいます。

 

ヨーロッパ南東部に位置するバルカン地方の伝統発酵であるヨーグルトが、早くにヨーロッパで普及しましたが、コーカサス地方のケフィアはヨーグルトに比べて、かなり後に紹介されました。

 

しかし現在はがんを抑制したり、コレステロールを低下させる効果があるとして注目されています。

 

原料が同じ牛乳ですし食品上の分類も発酵乳ですから、見た目も市販のヨーグルトとも似ていて混同されがちですが、メカニズムにも大きな違いがあります。

 

ヨーグルトは2〜3種類の乳酸菌で発酵する単一発酵なのに対して、ケフィアは6種類の乳酸菌と酵母の複合発酵で、発酵に関わる微生物にも違いがあります。人によって体内に棲む善玉の種類が異なるため、健康を維持するには複数の種類の菌が大切と言われています。

 

またケフィアは消化吸収に優れ、胃酸に強く生きたまま腸に届き、代謝産物やケフィア自体が善玉菌のエサとなって腸内環境をサポートしてくれます。酵母が同時に発酵しますから風味も豊かで、美味しく食べて健康が手に入るとして高い関心を集めています。

 

ケフィアを食べた人の感想は、市販の飲むヨーグルトより硬い液体で、少し炭酸のような感じがするという人が多いです。一気に飲める美味しさですが、ジャムやハチミツをかけると別の味わいが楽しめます。離乳食から学校給食、朝食やおやつとしても親しまれ、老若男女を問わず好まれています。